デザイン アーカイブ
月と雲
2007年05月16日
今やっている仕事は いつもとは違うリアルタッチの絵。
先週までは リアルな海や波 いわゆるラッセンのようなタッチのモノを描いていて そのタッチにもようやく慣れてきたんですが 今度はリアルな雲を描いて欲しいとの注文が入り頭を悩ませています。
構図的には 夜空に浮かぶ月があってソレに照らされる雲と言う感じなんだけども 夜空が下に行くほど赤味が差した感じにしているので 当然のように雲自体にも同じように下の方に行くほど赤味を入れなければ 雲だけが浮いた感じになってしまい夜空との一体感が損なわれてしまうのだ。
その辺りの色の調整と雲の質感ってのが思いの外難しい。
また 夜空には星がちりばめられてて 雲があるのに星空が見えると言う感じに仕上げたいのだけど コレも雲と星のバランスが難しくて 雲が多すぎても変だし 星が多すぎても変な感じがしててと言う感じで頭を悩ます種となっている。
ただ雲を描けばいいだけなら楽なんだけど 全体的なバランスに目を向けてしまうと 一気に難易度があがるわけで もちろん全体的なバランスを考えて描くのは当たり前のコト。
いつものポップな感じのイラストだと ある程度のごまかし?が効くけど リアルタッチの絵になると ちょっとした不自然な部分がヤケに目立ってしまう う〜む難しい・・・とか言いながらもコツを掴み始めたので 今日の夜辺りにはアッサリと描けちゃったりするんだけどネ(笑
新たなタッチを身に付けるのは面白いネ。
ふむふむ
2007年06月16日
ミクシのコミュで『涙の描き方を教えてほしい』と言うトピが立ってた。
優しい人たちが丁寧に『こうしたらどうですか?』などと ソフトに付いているフィルタなどを駆使した加工方法を教えあってるようだけど 涙ひとつでもいろいろな加工方法があるんだな〜っと思いましたネ。
凄くリアルな涙もあれば 少し不自然な感じの涙もあったりネ。
そんな中 ある人が『描いた方が手っ取り早い』と言っていた。
実は ボク的にも描いた方が手っ取り早いと思った(笑
っと言うのも やっぱりソフトの機能を駆使して加工すると どことなく不自然な感じがしちゃうからで だったら写真などを参考にコツコツと描き込んでいった方がしっくり来ると思うんだよネ。
最近リアルタッチのイラストを描いてると良く思うんだよネ。
雲や海や岩だとかの質感をリアルにかつ自然な感じにするには やっぱり資料を片手にコツコツと描き上げていくのが一番良いんだろうって思うんです。
最近お世話になっている会社でも言われたんやけど 何人かイラストレーターを抱えているけど みんなソフトの機能を使ったりして描く人ばかりなので そうゆうのを使用せずに自然に描き上げてくれる人を探してたんだ と。
ぶっちゃけ こんなコト言われてもピンとこなかったけどネ(笑
だって うちのイラスト見てくれたらわかるけど 基本的にはカッキリクッキリした感じのポップな感じのタッチが多いんだもん オマケにボク的にはリアルタッチは苦手な方だと思ってる 出来れば避けたい領域なんです。
ちなみに先日納入したイラスト。
ある程度ソフトの機能に依存して作ってみたんです。
やっぱり少し不自然な感じだったかな 担当者もその辺を感じたと言うか『あなたならもっと自然に描けるでしょ?』的なオーラを感じましたよ 自分でもコツコツ描き上げた方が良かったかも知れないって感じたし(んまぁ〜まだ描いてないので ホントにそれが自然な感じに描けるかどうかはわからないけどネ)
たぶん来週辺りに修正が入ると思うので その時はコツコツと描き上げてみるつもりです 担当者もソレが望みだろうし期待してくれてるのに裏切りたくないからネ。
ザ・職人!
2007年06月29日
いやぁ いい響きですなぁ〜♪
今日 某局のテレビチャンピオンの大工対決を観た人いる?
食い入るように観ちゃいました(実は黄金伝説を主に観てたけど)
やっぱ職人って言われる人達ってカッコイイネ!
『オレはこの腕で飯喰ってんだよっ!』的な匂いがプンプンしてて んでもって数年ぐらいやっただけじゃ身に付かないような技術の数々を持ってて 絶対的な自信と繊細な感性&技術って興奮するっ! マヂでカッコイイッ! 2夜連続で鼻血吹きそうだネッ!
実は 大工と言うか職人と言う人達に昔から憧れてたのだ。
中でも 宮大工って言われる人達が憧れッス!
宮大工って知ってます?
お寺や神社とか 日本に昔からある木造建築などを手がける大工さんなんですが そこに使う技術なども日本古来からある技術をそのまま引き継いでいる そのため重要文化財(有名どころで言うと法隆寺の五重塔など)などの修理なども受け持つ とてもスーパーな大工さんなのですよ。
し・か・も♪
その重要文化財の時代の木材などを使用して 当時のままの技法で修理などを行ったりする しかも図面などはほとんど頭に入っているだけで 後は自分の技術と勘でやってしまうと言う とっても粋なスーパー大工さんだ。
お寺とか見ると屋根の部分が微妙にカーブを描いてますよネ?
ただ屋根が反っているようにカーブしているだけじゃなく もっとこう三次元的に複雑にカーブしているって説明わかるかな? とにかく アレはめちゃくちゃ技術が居る作業で しかもカーブの感覚ってのは『ほぼ勘&経験』と言う やっぱりスーパーな大工さんなのである。
計画その1
2007年07月01日
こっそりとキャラでも考えて ひっそりとサイト運営。
すでに大まかな構想は出来上がってる。
どんなモノを作るのかも決まっている。
あとはやる気だけ(笑
生む
2007年09月13日
世の中はいろいろなモノが生まれますよネ?
今の日本で言いますと もうすぐ新しい首相が生まれようとしています。
どんなのが生まれるのかはわかりません・・・それがイイコトなのかはわかりませんが とりあえず国民のコトを心底考えてくれる人が良いですネ ただそんな政治家が日本に居ればの話ですけどネ(汁
ぶっちゃけ政治家なんて誰ひとりとして信用してないあきさんですが そんなあきさんも現在は生みの苦しみと言うモノを味わっております あっ 変態プレイ的な類いのモノですはないですよ 念のため。
実は兼ねてから考えていたコトを実現しようと思っているんです。
もちろんイラストレーターとしてネ。
何か自分で描いたモノ考えたモノをゼロから商品化したいと思っていまして 中には『稼ぎも少なく名前も売れてない奴が何言うてんねん!』なんて思われるかも知れませんが 別に企業に売り込むとかじゃなく 全てを自分の手で作りたいと言う制作意欲的なモノ つまり簡単に言ってしまえば自己満足って言う奴なんです。
そのために現在仕事の合間を縫って さらに無い頭をしぼってあるひとつのキャラクターを練り上げている最中なのです キャラクターだけじゃなく時代背景からソレを取り巻く環境などなどの もろもろの設定までを必死に無い知恵をしぼってひねり出している最中でございまする。
ゼロから何かを生むのって大変ッス。
でもめちゃくちゃ楽しいのも事実で 頭の中で話などがまとまってきて さらにその中でいろんなキャラが自由気ままに走り回って 今度はソレを具現化していってる最中なんですよ。
ちなみに 現段階ではラフスケッチがいくつか出来上がっている感じです。
実際にコレが世に出るのか そのままボクの頭の中だけの出来事で終わってしまうのかはわからないけど 何とかして形になるように持っていき 専用のサイトなどを起ち上げたりして 徐々に自己満足を完成へと導きたいと思っています!
自己満足バンザーイ!
企画展が始まった!
2007年10月25日
『SSNA Graphics & Works In Focus』による作品展示会。
ついに『INFOCUS ART FESTIVAL』が始まりましたっ!
簡単に説明すると。
アーティストによる作品をTシャツ化してWEB上で販売してしまおうと言う企画展。
今回 あきさんは招待作家として参加するコトになりました。
なんだかワクワクしますっ!
そんなわけで しばらくの間はブログのトップページに展示会開催の告知を載せるコトにしました ちょっとウザい広告かも知れませんが ほんの1ヶ月の期間だけ我慢してくれたらありがたいです。
またそちらの方には 小さい画像ですが出展した3作品を掲載しています。
こんな子供っぽいイラストが売れるかどうかわかんないけど こうゆう面白い企画は大好きなので とにかく自分らしいモノを描こうと思って作ってみました。
今風のカッコイイ感じとかにしようと思ったけど やっぱりココは原点に戻って自分の好きな感じの可愛いイラストを描くコトにしたのだ いろんな人に見てもらいたいって言うのが目的だからネ♪
あきさん以外にも多数のアーティストが参加してて それぞれが個性のあるデザインで仕上げているので 買う買わないとかは別にして見ているだけでも面白いと思います。
INFOCUS ART FESTIVAL ←詳しくはこちらをクリックしてネ。
開催期間は『2007年10月25日〜11月20日』となっております。
いちいち あきの作品を見付けるのが面倒だって言う方はこちら!
作品タイトル:Thanks for the earth!
作品タイトル:Thanks for the sky!
作品タイトル:Thanks for the sea!
以上の3点です。
ちょっと画質が悪いんだよなぁ・・・もっと画質キレイにして載せろっての(笑
そのうち当サイトのギャラリーにも展示しますネ。
新酒
2007年10月26日
あきさん御用達の白扇酒造より ようやく注文していた新酒が届いたっ!
その名は『桃の園』
なんだか少しだけエロチックである(照
その名の通り桃のお酒なんですが コレがよくある梅酒のように果実をお酒に漬けて作る製法ではなく 桃そのものを発酵させて作る桃の果汁100%の珍しいお酒なのだ。
この世のどんな食べ物よりも桃が大好きな あきさんとしてはコレを呑まないわけにはいかない おまけに桃果汁100%と言われたら この世のどんな飲み物よりも100%ジュースが大好きな あきさんとしてはやはり呑まないわけにはいかない。
ちなみに次に好きな飲み物は『ピクニックのフルーツ』だ。
届いたのはお昼頃だったのだが 某Rさんじゃあるまいし昼から呑むのもアレなので 晩飯の時に食後酒として呑もうと思い ひたすら夜まで呑むのを我慢しながら『桃の園』を眺めるだけ眺めていた もちろんモノ凄くエロい目で舐めるように眺めたわけだっ!
そしてお待ちかねの晩飯後。
喜び勇んでとりあえず写真をパシャッ!
そしてニコニコしながら香りを確かめる…桃の香りが弱いかなり弱い。
少々テンションダウンしながらも ココの酒蔵お酒が美味しいので味はダイジョウブだろうと 期待に胸膨らませながら同時に鼻の穴もコレでもかってぐらい膨らませながら一口呑んでみた。
グビグビッ…ん? グビビッ…んんん?
ま、まずい…(TωT*)
桃の味が薄いと言うか 酒の味が強過ぎるのか発酵させ過ぎなのかワカラナイけども とにかく桃の風味が飛んじゃっている感じがする 某Rさんの言った『桃と日本酒が合うわけがない』と言う言葉が あきさんの身に深く深く染みたよ 某Rさんが正しかったよ。
そんなわけであまりにも頭に来た あきさん このお酒を二度と陽の目を見れないようにと そのままキッチンの戸棚の奥のさらに奥の方に仕舞い込んで封印してやりましたっ!
オレの期待を返せっ バカアァァァーーーーン!!!!
日本美術
2007年11月04日
今日は少しマジメな日記を書いてみようと思う。
あっ ちょっとちょっと!
マジメな話なんて『あきには無理だろっ!』なんて決め付けずに読んでってくださいよ!
そんなわけでテーマは『日本美術』
みんなは『ジャポニスム』って言葉を知っていますか?
ヨーロッパなどで見られた日本趣味などのコトを指す言葉なのですが コレらは19世紀中頃に行われた国際博覧会に出展したのをきっかけに 浮世絵や工芸品などが注目され 欧米ではルネサンスに匹敵するほどの 美術界における大きな変革だったと言われています。
この『ジャポニスム』は 印象派やアール・ヌーヴォーの作家達に多大な影響を与えたと言われてて 有名なところで言うと『ゴッホ』や『モネ』などが影響を受けたと言う話は みなさんも一度は聞いたコトがあると思います。
他にも この影響を受けた人はたくさんいるけど 数え上げたらキリがない。
なぜ突然こんな話をしたのかと言うと…
今日の夕方頃にとあるテレビ番組で かの有名なファッションデザイナー『ジョルジオ・アルマーニ』のインタビューを放映してまして 彼もその日本独特の色彩などにモノ凄く影響を受けたりしたし 日本の美術作品が好きだと言っていたのを観たからと言う単純な理由(笑
それと…
実は先々月ぐらいに 仕事で日本画風のデザインをする機会があって その時に『どことなく懐かしい感じがする』と描いていて思ったの コレも日本人の血なのかな?なんて思ったりネ。
西洋の美術などには まるで馴染みのないような色彩が自然に頭の中に浮かんだのよ 例えば青と言う色をひとつとっても 葛飾北斎の多用していたような少し緑が入ったような それでいて透明感のある青色だったりとかネ?
んま〜 実際には日本人の血とか感覚ではなく どこかで北斎の絵を見たり歌麿の絵を見たりしてて それが自然に頭に入っていたために『日本画風』と言うイメージが出来上がっていただけで 美術やデザインに関わる人ならば極々当たり前のコトなんですけどネ。
そんなわけで『ジャポニスム』なんて言葉が出来るほどスゴいもんだと。
さらに日本なんて小さい島国なのに この影響力はスゴいなって思ったわけです。
浮世絵とか墨絵とかホントにキレイだものねぇ…西洋の絵画とかを観に行ったりしてますけど やっぱり目にして思わず息をのむような作品ってのは ダントツで日本の昔の絵画なのだよネ。
そして仕事で日本画風のデザインをしたのがキッカケで もっともっと昔の日本美術などを取り入れた作品創りなどもやってみたいな面白そうだなって最近スゴく思うようになったのだ。
真剣に日本の美術を勉強してみようかと思う オレも今日から『ジャポニスム』だっ!
たぶん飽きるけど(汁
意見ヲ求ム!
2007年11月18日
1ヶ月振りぐらいに雨天以外での理由でウォーキングを休みました。
ふくらはぎ辺りの張りが治まらないんですよネ。
何度も言うように足が悪いので無理は禁物なわけです。
さて…本日の日記の題名『意見ヲ求ム!』なのですが…
実は仕事の合間に(合間があった時の話ですが)
少しづつですが サイトのリニューアルに向けて作業を進めているんです。
まだまだデザイン案を出すか出さないかと言う感じなんだけどネ。
っで そのリニューアル時にいろいろと改善した方がいいじゃネ?なんて思う部分があると思うんですよ 例えば『文字の大きさ』や『文字と背景の色のバランス』とか『過去ログを見やすくしろ』だとか『検索機能』など付けてみたらどうだとかネ。
そこで みんなにいろいろと意見を聞きたいのですよ。
何か気になる部分があったら 是非コメントにて教えてもらえないかしら?
あ、あのぉ・・・念のために言っておきますけども『内容がおもんない!』だとか『もっと身体を張ったネタをやれ!』だとか『サイト直す前にまず性格を直せ!』だとか言う意見じゃないからネ?
ほんとに真面目に意見を聞きたいので どんな細かいコトでも良いので何か改善してほしい部分や 使いづらい見にくいなどの意見がありましたら教えて下さい。
よろしくお願いしますっ!!
ぱてぃんこ!
2008年01月07日
正村ゲージと聞いて『ピクッ』と反応したアナタはパチンカーですネ?
正村ゲージとは?
今から約60年前 名古屋でパチンコ店を経営する正村竹一さんが発明したパチンコ台。
それまでのパチンコ台と言うのは 入賞口が多く適当な配置の釘のみで構成されていたのですが この正村ゲージは現在のパチンコ台のように『天釘』や『ヨロイ釘』などで構成され それまでのように運だけで入賞口に入れるのではなく 釘によって入賞口に入る確率が左右され お店の釘の設定または遊戯者本人の玉をはじく技術によって変わってくると言う ギャンブル性&遊戯性を高めた 現在のパチンコ台の元祖なのだ。
何で突然こんな話を書いたかと言うと 実は 本日の夕刊にこの正村ゲージが来月ウィーンで開かれる展示会に出展されると言う記事がありまして 今までも日本の博覧会とかで展示されたコトはあったらしいのですが海外に運び出されるのは初めてのコトらしく おまけに現存するゲージはたった2台のみ。
そして この正村ゲージの写真を見て あきさんは衝撃を受けたのだっ!
なんだろうネ?
なんか凄くキレイなのよ 釘の配置とか風車の配置だとか 台すべてが計算されつくしたデザインって言うのかな? 今までも写真などで何度か見たコトはあるんだけど 今日みたいな感想を持ったのは初めてで まず感じたのが 遊戯性も考えてこのデザインを組んだアイデアが素晴らしいと デザインだけなら何とでも組めるだろうけど 遊戯性とかを考えてココまで完璧に組み上げてしまうのが凄いと思ったわけです。
さらに凄いのは 入賞口に玉が入ると玉の重みとテコの原理によって出玉が補充されると言うシステムを考えたコトで コレもまた現在のパチンコの基礎を築いたアイデアなわけで 今では当たり前のように思っているパチンコ台の全てをこの人が考えたわけなのです。
このゲージが非の打ち所がないと言う証拠は 60年経った今のパチンコ台でもこの技術や配置が使用されていると言う点で そりゃ多少なりとも違う点はあるけども それでも基本的な釘の配置などは正村ゲージのソレと同じなのだ。
あきさんはもう何年も前にパチンコはヤメてしまったけど 遊技機に関わる仕事は今でもしているので パチンコ台だけで言えば結構な数の台を見てきている だからこそ凄いなと感じるわけで 尚かつデザインに関わる仕事をしてきてるために そのデザイン性が理解できるようになったコトが ココ数年で一番の収穫であり経験なのだなと改めて感じました。
ん〜 昔の人は凄い!!!
卒業生のグループ展
2008年04月15日
あきさんの母校には『ボクは永遠の26歳です!』と毎年のように新入生に教えていると言うか強制的に刷り込んでいる ちょいとイカれた先生(本当は凄くイイ先生だけどネ)が居る その先生が昨夜ミクシにて『学校の1階のギャラリーにて卒業生がグループ展を開催』と言う告知をしていた。
きっとまだ若い卒業生だ しかも女性6人のグループだと言う。
卒業生が 卒業後にどんなモノを作っているか興味もある。
ソレに今日は学校の近くで打ち合わせがある。
っと言うわけで 打ち合わせの帰りに学校に立ち寄ってみましたっ!
受付にはそのグループの一員である女の子が座っていた。
同伴してくれた先生に『ウチの昔の卒業生だよ』と紹介されるあきさん そしてついでにライトの位置を調整してくれと脚立に登らされるあきさん そして数個のライトを作品にあたるように調整した後 受付の子の説明と共に彼女達の作品を眺めてみる。
オモシロイ。
六者六様の色が出ていてオモシロイ。
あきさんは絵の評価なんぞはできないし そんな評価ができるほど偉くもなければ実力があるわけでもない だいいち彼女達は『アーティスト』だから それぞれの個々の色と言うモノがあるわけで そこに『ココはもうちょっとこうした方が良いんじゃない?』とか『ココの色はコレが良いよ』などと 考えたり感じてしまうのは失礼に値すると思うからネ。
コレが仕事だったらば クライアントの要望と言うモノもあるので ココはこの色を使おうとか このレイアウトはもう少し変えようとか言うだろうけど それはあくまでもデザイナーと言う職業だからであって 何度も言うように彼女達はアーティストなのだから 自分たちの個性を活かしたモノを作って当然だし ソレを第三者から批評されるのは間違っているってモンだ!
そんなわけで2時間程 学校に滞在し受付をしていた子といろいろ話し込みました。
仕事として依頼のあったモノを描くと言うコトは 大なり小なり自分の個性を押さえなきゃいけない部分があるから 自由に楽しそうな作品を作っている彼女達をうらやましく思ったりしたよ そして彼女達から刺激を受けたのは言うまでもありません。
コレからも 楽しさを忘れずにずっと絵を描き続けていってほしいですっ!
あ〜 あきさんも個人活動がしたひっ!!!
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