ぱてぃんこ!

2008年01月07日

正村ゲージと聞いて『ピクッ』と反応したアナタはパチンカーですネ?

正村ゲージとは?
今から約60年前 名古屋でパチンコ店を経営する正村竹一さんが発明したパチンコ台。
それまでのパチンコ台と言うのは 入賞口が多く適当な配置の釘のみで構成されていたのですが この正村ゲージは現在のパチンコ台のように『天釘』や『ヨロイ釘』などで構成され それまでのように運だけで入賞口に入れるのではなく 釘によって入賞口に入る確率が左右され お店の釘の設定または遊戯者本人の玉をはじく技術によって変わってくると言う ギャンブル性&遊戯性を高めた 現在のパチンコ台の元祖なのだ。

何で突然こんな話を書いたかと言うと 実は 本日の夕刊にこの正村ゲージが来月ウィーンで開かれる展示会に出展されると言う記事がありまして 今までも日本の博覧会とかで展示されたコトはあったらしいのですが海外に運び出されるのは初めてのコトらしく おまけに現存するゲージはたった2台のみ。
そして この正村ゲージの写真を見て あきさんは衝撃を受けたのだっ!

なんだろうネ?
なんか凄くキレイなのよ 釘の配置とか風車の配置だとか 台すべてが計算されつくしたデザインって言うのかな? 今までも写真などで何度か見たコトはあるんだけど 今日みたいな感想を持ったのは初めてで まず感じたのが 遊戯性も考えてこのデザインを組んだアイデアが素晴らしいと デザインだけなら何とでも組めるだろうけど 遊戯性とかを考えてココまで完璧に組み上げてしまうのが凄いと思ったわけです。

さらに凄いのは 入賞口に玉が入ると玉の重みとテコの原理によって出玉が補充されると言うシステムを考えたコトで コレもまた現在のパチンコの基礎を築いたアイデアなわけで 今では当たり前のように思っているパチンコ台の全てをこの人が考えたわけなのです。
このゲージが非の打ち所がないと言う証拠は 60年経った今のパチンコ台でもこの技術や配置が使用されていると言う点で そりゃ多少なりとも違う点はあるけども それでも基本的な釘の配置などは正村ゲージのソレと同じなのだ。

あきさんはもう何年も前にパチンコはヤメてしまったけど 遊技機に関わる仕事は今でもしているので パチンコ台だけで言えば結構な数の台を見てきている だからこそ凄いなと感じるわけで 尚かつデザインに関わる仕事をしてきてるために そのデザイン性が理解できるようになったコトが ココ数年で一番の収穫であり経験なのだなと改めて感じました。

ん〜 昔の人は凄い!!!

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