気管挿管の辛さ

2015年10月15日

今回 手術して一番思ったこと。
それは『気管挿管』です。

あきさん的九死に一生スペシャル第三弾にも少し書いてありますが 想像以上に苦しく辛いです。
どれぐらい辛いかと言うと・・・もう言葉では表現できないですね(汁
『気管挿管 苦しい』などでググると いくつか記事が出てきますが みなさん総じて一番辛かったと書いてますね。

基本的に 短い手術や術後に呼吸系に問題がない場合などは 全身麻酔後に挿管し意識が戻る直前辺りで抜管するので ほとんどの人は抜く際に少し違和感がある程度のことらしいのですが 今回のあきさんのように 肺に水が溜まって自発呼吸などが困難な場合は 数日間挿管したまま過ごすことになるそうです。
また 場合によって全身麻酔後ではなく 覚醒している状態で挿管する『意識下挿管』と言う 挿管&抜管を経験した人からしたら 想像するだけでも恐ろしい手法もあるそうです。

ちなみに あきさんは約3日間挿管したままでした。
手術当日のみは 完全に無意識下だったので苦しさはわかりませんでしたが 意識が戻るにつれて 呼吸のし辛さや痰の吸引など 苦しく辛いことのオンパレード おまけにずっと口が開いてるせいで唇はカピカピに乾き(挿管時は水分厳禁)声を発することが出来ないため 筆談以外では意思の疎通も困難で どれだけ苦しくても自分の思いを伝えることができないと言うもどかしさね(笑

さらに 抜管する時のあの気持ち悪さ。
そして 抜管後の喉の痛み&違和感 声もあまり出ないしね。
まともに話せるようになったのは 抜管後3日後ぐらいだったかな?
それでも長時間話すと喉が辛かった覚えがありますね。

もっと分かりやすく辛さを説明するので想像してみてね?
お腹をガッツリ20センチ切った痛みよりも辛く 抜管後に痰を出すために咳き込んだ時の あのお腹の傷跡に響く激痛よりも辛く さらにお腹の傷から膿み等出すため&癒着防止のために 縫った隙間から鉗子をお腹に突っ込まれて お腹の中を直接グリグリされるよりも辛く 定期的に行われるお腹に刺さったままである 数本の管の交換よりも辛く 可愛い看護師さんにチンチンを見られるよりも辛かったです。

そして あの挿管の苦しさがトラウマ化しているので ビビったあきさんは Y先生に数ヶ月後に行う予定の人工肛門閉鎖術の際はどんな感じなのか聞いてみたところ 意識が戻った頃には抜管していると言うことで安心していますが それでも腸の癒着などがひどかった場合は 今回のように大きく開腹することになるので もしかしたらまた意識が戻っても挿管したままかも知れないらしいです。

あ〜やだやだ

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