あきさん的九死に一生スペシャル第三弾
2015年09月28日
手術後にEICUに入ってからの2〜3日間は 鎮静剤やらで意識朦朧の状態だったので 正直なところ部分的な事しか覚えていませんが 嫁さんがいろいろと記録してくれていたので それを元に当時の事を書いていきたいと思います。
手術当日の昼 鎮静剤が弱まった時間帯だったのか 少し意識があったそうで 面会に来てくれた嫁さんに『大丈夫やで』っと手でGOODのサイン等をしていたが 気管挿管のため話す事はできず また意識もハッキリしてないため筆談もままならない状況。
翌日 思いのほか 術後の経過がスローなため3度目の腹膜透析を開始。
昼の面会時間では だいぶ元気が戻ってきたらしく『走り回りたい』とか『釣りに行きたい』と言う要望を書いたりしていたが その反面やたらと悪い夢(死んでいる夢)などを見ると訴える。
後日 徐々に記憶が落ち着いてきた時に話した事なんですが 自分が寝ているところを上から見下ろしていた事が2回程あり また 大きく重そうな扉の前に人影のようなものが立っている絵を描いたりしました。
この扉で思い当たるのが 亡くなった方が搬送される特別な扉の事 っと言うのも実はオカンは愛知医大で亡くなっており この扉から搬送される所を実際に見ていて 何となく雰囲気が似ていたような感じがしたから。
っとなると 影はオカン?
しかし元気が戻ってきた分 気管挿管の苦しさに耐えられず 息が出来ないから抜けや!と自らの手で引っこ抜こうと大暴れしたようで 次に意識が戻った時には両腕をベッドに縛られていました(笑
ドラマで良くお医者さんが『気管確保!』とか言うてやってる奴ね この挿管って本当に苦しくて苦しくて おまけに緊急手術だったために 術後にどうゆう処置がされるのか全く知らされておらず 現在自分がどうゆう状況下に置かれているの検討付かないため 声が出ない事と息がしにくい事とでパニック状態ですよ しかも痰の吸引とかめっちゃ苦しいからね(笑
先生いわく『5ミリほどの細さのストローで息をしている』ようなものと。
ちなみに 呼吸ができないとか緊急時にはもう1回挿管するかもと言われたので『そんなんされたら そこの窓突き破って飛び降りたるっ!』とか いつもの元気なあきさん全開で悪態を付いていました(笑
手術後3日目になると 3回目の透析もようやく終わり まだ抜けないと思っていた挿管も昼には抜いてもらい 少しだけ声が出せるようになり会話も可能に さらにはお腹に入っていた管も何本かは抜く事ができ 鎮静剤の量が減ったか終わったかで 意識の方もかなりしっかりしてくる。
どのぐらいしっかりしたかと言うと 手術前に『麻酔したら次の瞬間終わってます云々』言うてたY先生が回診で来るなり Y先生を指差し『あっあいつや!なんで嘘付いたんや めっちゃ苦しいやないかっ よくも騙しよったな!』と悪態を付くぐらい(笑
この日の昼の面会時間 手術直前から今朝までの記憶があまりなかったため 嫁さんから今までの経緯や筆談の内容 また本当に危ないところだった事を聞かされ 本当に生きていて良かったと そして心配をかけた事や 献身的に面会に来てくれた事に感謝したのか 嫁さんの手を握りながら泣きました。
ちなみに 若い時に受けた膝の手術の経験か 意識がない時にも関わらず 絶えず足の指等を動かしていたため 術後3日目には立つ事ができ 翌日にはEICUの中を 体中に管をぶらさげながら 上半身はパジャマ下半身はオムツと言う出立ちで闊歩していました(笑
そして術後5日目に一般病棟へと移動 それと同時に鼻に入っていた管や首と左手動脈に入っていた点滴も抜け 数日後には点滴も終わりお腹に入った管を3本だけ残し 病院内を自由に歩き回り 看護師さん達からは『もう病人に見えないね』と言われるぐらい 凄い勢いで回復 あれよあれよと言う間に退院となりました。
病状としては人工肛門は一時的なもので 数ヶ月後には人工肛門閉鎖手術を行い 病気する以前と同じようにトイレで排泄する事が可能となり また度重なる検査の結果 S状結腸摘出のために直腸と大腸を縫合したのですが これも見事に繋がっており さらには普通は膿みが出て入院が長引くと言われた開腹手術部分も 何の問題も無く閉じる事ができ 先生も驚く程順調に回復しているそうです。
もしかしたら 今年中には人工肛門閉鎖手術をできるかも!?
次回でラストです。
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